CALSとは
Continuous Acquisition and Life-cycle Supportの頭文字を取った略語。「生産・調達・運用支援統合システム」とも呼ばれる。
部門間や企業間において、製品などのライフサイクル(設計から製造、流通、保守まで)全体にわたる技術情報や取引情報などの各種情報を電子化し、ネットワークを介して交換・共有することによって、製品の開発期間の短縮、コストの削減、生産性の向上などを図る取り組みのこと。あるいは、そのための情報共有システムをいう。もともとは米軍が1985年に調達装備品の保守・維持・補給を効率化することを目的に始めたマニュアルの電子化プロジェクトとして生まれた。
かつての建設省が、土木や建築工事などの公共事業で特に「建設CALS」と呼んでいた。その後、省庁再編で運輸省と統合して国土交通省になり、運輸省の空港・港湾CALSと一体化し、「CALS/EC」と改められたことで、CALSという用語はあまり使用されなくなっている。
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