2023年 1月30日公開

IT用語辞典

CGM

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : しーじーえむ
英語正式表記 : Consumer Generated Media

CGM

CGMとは、「Consumer Generated Media」の頭文字を取った略語で、日本語では「消費者生成メディア」などと訳される。ユーザーがインターネット上に書き込んだ内容から生成されるメディアの総称。具体的には、SNSや動画共有サービス、キュレーションサービス、ブログ、口コミ・掲示板サイト、そのほか各種コミュニティサイトなどが挙げられる。

CGMは主に、一般ユーザーの投稿によってコンテンツが増え、訪問したユーザーがコンテンツを拡散して広がっていく仕組みになっている。商品購入やサービス利用を検討する際、企業が発信する情報だけではなく、一般ユーザーの口コミやレビューを参考にする傾向が強まっており、CGMをマーケティングに利用しようとする動きが多くみられる。

類似の用語であるUGCは、「User Generated Contents」の略語で、「ユーザー生成コンテンツ」と訳される。CGMは掲示板や口コミ、レビューサイト、SNS、ブログといったメディアであり、UGCはそうしたメディアに掲載されるコンテンツである。質が高いCGMサイトを作るには、質の高いUGMが必要であり、そのためには利用者が投稿したくなるようなサイトを構築する必要がある。