チート
「いかさま」を意味する英単語「cheat」に由来する言葉。コンピューターゲームを有利に進めるため、ゲーム制作者の意図しない動きをさせる不正行為のことを指す。海外ではチートする人は「チーター(Cheater)」と呼ばれる。オンラインゲームやソーシャルゲームにおいて、バグやシステムの不具合を利用し、キャラクターのレベルや所持金(仮想通貨)額を引き上げたり、キャラクターを無敵状態にしたり、レアカードを入手したりといった目的で行われることが多い。
チートは、運営側のビジネスモデルを破壊する、ゲーム性を損なうといった理由で、日本では法律に抵触する。2016年には、オンラインゲーム「パズル&ドラゴンズ」でチートツールをインターネット上に公開した人物が著作権法違反(技術的保護手段を回避するプログラムの公衆送信)の疑いで逮捕された。そのほか、2018年には、ゲームデータを改ざんするためのツール「チートアプリ」の売買に関与したとして男子高校生など7人が逮捕されている。
最近では、インターネット技術の進歩により、プログラムの不正改ざんが行われにくくなったため、「強すぎるプレイヤー」に対して皮肉を込めてチートと呼ぶことが多い。
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