2026年 4月 6日公開

IT用語辞典

CI/CD

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : しーあいしーでぃー
英語正式表記 : CI/CD

CI/CD

CI/CDとは、ソフトウェア開発において、小規模な改善や修正を、品質を維持したまま迅速に提供するための開発手法である。CIは「Continuous Integration(継続的インテグレーション)」、CDは「Continuous Delivery/Deployment(継続的デリバリー/デプロイ)」の略称であり、開発からリリースに至る工程を自動化・効率化する一連の取り組みを指す。

CIでは、開発者が行った修正を頻繁に統合し、その都度自動テストを実行する。これにより不具合の早期発見が可能となり、後工程での致命的な手戻りを最小限に抑えることができる。一方、CDでは、テストを通過した変更を、極力人手を介さずに本番環境へ反映させる。リリース作業の属人化を排除することで、安定したシステム運用が実現しやすくなる。

CI/CDは、機能改善や修正を迅速かつ安全に反映できるため、WebサービスやSaaSの開発現場を中心に広く普及している。大規模な業務システムや複数チームが関わるプロジェクトにおいても、変更対応の効率化や品質基準の統一に役立つ。特に複数人での開発においては、品質のばらつきを抑制できる点が大きなメリットとなる。

ただし、CI/CDは導入するだけで成果が保証されるものではない。適切な初期設計や運用ルールの整備、そしてテストコードの保守といった継続的な取り組みがあって初めて真価を発揮する。CI/CDは、開発プロセスと組織運用を支える基盤であり、実践を通じて成熟させていく考え方といえる。

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