CIMとは
Computer Integrated Manufacturingの略。「コンピューター統合生産」とも呼ばれる。もとは製造業で導入されている生産管理システムのことだが、現在では、経営から開発、販売、営業、物流、設計、生産までの活動全般の合理化と効率化を図る企業情報システムを指す。
CIMシステムは、販売や生産など個別業務の最適化だけでなく、製造業の活動全般を統合できるため、商品の販売実績に基づいて最小限の時間で生産量を変更するなど、物流を最適化することができる。また、CIMシステムを実現するために「ERPパッケージ」や「サプライチェーンマネジメント(SCM)ソフト」を利用すれば、生産管理、原価管理、在庫管理などの効率化も図れるので、導入の相乗効果が高まる。さらに、CIMシステムの構築にインターネットを活用すると、協力会社や物流会社のシステムの連携も可能である。
最近では、海外の生産拠点や販売拠点の情報システムと連携する「グローバルCIMシステム」を構築する企業もある。
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