クライアント管理とは
社内のクライアントパソコンの運用状況を管理すること、またはクライアント管理するためのソフトウェアのこと。IT資産運用管理のうち、特にクライアントパソコンを対象とした管理を指す。
クライアント管理業務は、社内のパソコンの発注から廃棄までの手配、パソコン構成などのPC構成目録の作成、OS、アプリケーションソフトやセキュリティソフトのバージョン管理など多岐にわたる。
1990年以前は、社員一人にパソコンを1台配布するようなことはあまりなく、コンピューターの管理も煩雑ではなく資産台帳として管理されることがほとんどであった。1990年代になりWindows 95の発売とともに大量のパソコンが企業に導入され、一人に1台のパソコンが配布されるようになった。近年は、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスも導入され、大量で複雑なクライアントは手作業では管理できないため、クライアントPC管理ツールを使用することが主流となっている。
クライアント管理ツールには、主に以下のような管理項目がある。
(1)購入から廃棄まで一括管理
(2)CPU型番、メモリー、ハードディスク、ソフトウェア情報の収集
(3)管理下のPCに一斉にソフトウェアを配布、インストール
(4)外部メディア、Windowsの機能やアプリケーションの機能を制限
(5)操作ログの情報の収集
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