2021年 5月24日公開

IT用語辞典

【アーカイブ記事】以下の内容は公開日時点のものです。
最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

クラウドファースト

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : くらうどふぁーすと

クラウドファースト

企業や官庁などが情報システムを導入したり更新したりするとき、独自でインフラ構築やアプリケーション開発などを行うのではなく、事業者が提供するパブリッククラウドサービスであるSaaSやIaaSなどを利用することを第一に考えること。

従来の、情報システムを自社内に設置して運用・管理するオンプレミス型の運用に比べると、主に次のようなメリットがある。
1.低コストかつ短期間でシステムを構築できる
2.システム運用のための設備や人材などにかかる費用のコストダウンが図れる
3.システムの拡張性(スケーラビリティ)の確保が容易である

また、2018年6月に各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議が決定した「政府情報システムにおけるクラウドサービスの利用に係る基本方針」において、政府情報システムの構築・整備に関しては、クラウドサービスの利用をデフォルト(第1候補)として考える「クラウド・バイ・デフォルト原則」が打ち出されたことにより、民間企業に加え、官公庁などの政府機関でもクラウドファーストの浸透が加速すると予測されている。

この記事を社内で共有し、課題解決のヒントにお役立てください

お客様マイページの「連絡ボード」機能を使って、同じ会社のメンバーと簡単にこのページを共有できます。社内で情報を共有し、組織全体の課題解決や業務効率の向上にお役立てください。

社内のメンバーに共有する(企業で共有する)

  • (注)連絡ボードを利用するには企業設定が必要です。