CMSとは
Content Management System(コンテンツ管理システム)の略。Webサイトの更新(修正、変更、訂正、Webサイト管理)をWebから行うためのソフトウェア(アプリ、アプリケーション)の総称で、コンテンツを一元的に管理するシステム。
CMSの運用形態はパッケージ、クラウド、オープンソースの3つに分類されるが、そのメリットには、以下のようなものがある。
(1)Webサイトの更新が容易
専門知識が必要な部分はすべてシステム側に制御させ、テキストや画像などの情報のみを入れていくことで、簡単にWebサイトを更新できる。
(2)コストの削減
担当者が自分でWebサイトを更新できるため、エンジニアの工数や外注のコストを削減できる。
(3)サイトの更新頻度を高められる
サイトの更新が容易なので、頻繁に更新することが可能になり、タイムリーな情報を掲載できる。
専門的な知識を学習することなく、誰でも簡単にWebサイトを更新・管理することができる便利なシステムだが、その反面、斬新で変則的なレイアウトには対応できず、キャンペーンサイトの作成には不向きとされている。また、WordPressなどのオープンソース系CMSは、脆弱(ぜいじゃく)性が発見されやすく、サイバー攻撃の標的になるリスクが高いので、セキュリティ対策を講じる必要がある。