共通フレームとは
システムの構想から企画、開発、運用、保守、廃棄までの「ソフトウェアライフサイクル」全体の用語や作業内容を規定したガイドラインをいう。システムの発注側(ユーザー)と受注側(ベンダー)が共有するシステム開発の作業分担の明確化について策定されている。
初版は1994年3月に発行された「ソフトウェアを中心としたシステムの取引に関する共通フレーム(共通フレーム94)」で、その後、「ソフトウェアを中心としたシステム開発および取引のための共通フレーム(共通フレーム98)」、「共通フレーム2007」を経て、最新版は「共通フレーム2013」である。
システム開発に関連する各作業は、「プロセス」「アクティビティ」「タスク」「リスト」の4階層で表現する。プロセスの構成要素が「アクティビティ」、アクティビティの構成要素が「タスク」、タスクの構成要素が「リスト」となり、作業を細分化して表現している。
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