2023年 3月20日公開

IT用語辞典

コンバージョンAPI

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : こんばーじょんえーぴーあい

コンバージョンAPI

コンバージョンAPIとは、Cookieを使わずに広告の効果を計測できる技術のこと。Facebookを運営するメタ・プラットフォームズが開発・提供している。

従来はCookieを利用し、Webサイトにアクセスしたユーザーの情報や行動履歴などのマーケティングデータを計測していたが、個人情報保護の観点から、Cookieが世界的に規制されるようになった。そこでCookieに代わるものとして開発されたのがコンバージョンAPIである。コンバージョンAPIは、Cookieを使って取得していたデータを、広告主のサーバーからメタの広告サーバーへ直接送信することで、Cookieが規制されていてもデータを取得できる仕組みとなっていることが特長である。

今後、コンバージョンAPIの導入により、広告の費用対効果の改善や、広告配信の最適化、パーソナライズ化が図られると予測されている。ただし、メタが顧客情報を管理することになるため、広告効果の計測のメリットとともに、導入コストや労力、セキュリティの問題は考慮しておく必要があるだろう。

この記事を社内で共有し、課題解決のヒントにお役立てください

お客様マイページの「連絡ボード」機能を使って、同じ会社のメンバーと簡単にこのページを共有できます。社内で情報を共有し、組織全体の課題解決や業務効率の向上にお役立てください。

社内のメンバーに共有する(企業で共有する)

  • (注)連絡ボードを利用するには企業設定が必要です。