2024年 2月 5日公開

IT用語辞典

ダークパターン

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : だーくぱたーん

ダークパターンとは

ユーザー(消費者)をだまして商品を購入させたり、サービスへ登録させるといった意図しない行動を取らせるユーザーインターフェースを「ダークパターン」と呼ぶ。

ダークパターンは「スニーキング」「緊急」「誘導」など7つの種類に分類される。

例えばWebサイトで商品を購入するためにカートに入れて手続きを進める。最終ページであとは確定ボタンを押すだけというタイミングではじめて手数料や送料など新たな表示が現れる。このようにユーザーにとって大事な情報を隠す手法はダークパターンのスニーキングに当てはまる。

タイムセールがあるかのようにカウントダウンを表示してユーザーに購入を焦らせる方法(緊急)、ユーザーが理解しづらい文章や選択肢を用意する方法(誘導)などもダークパターンの手法である。

ダークパターンを使うことで一時的な収益増加が見込める可能性がある。長期的に見ればユーザーの信用は失われ、場合によっては法律違反に該当するリスクもあるためWebデザイン設計者やサービス提供者は注意が必要だ。

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