2018年 8月20日公開

IT用語辞典

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EC

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : いーしー
英語正式表記 : Electronic Commerce

ECとは

Electronic Commerceの略で、「電子商取引」の意味。「Eコマース」とも呼ばれている。インターネットや専用線などのネットワークを利用して、売買や決済、サービスの契約などを行うことを指す。ECは実店舗を構えて商品を販売する従来の商取引と比べて維持コストが少なく、地方在住者でも簡単に売買を行えるといったメリットがある。

ECは、次の3種類に分類される。
(1)BtoB(Business to Business)
企業同士が取引をする。部品や原材料など標準化された商品の取引が主であり、既存の取引関係を超えたグローバルなネットワークが構築されている。
(2)BtoC(Business to Consumer)
企業と消費者間で取引をする。多種多様な商品が事業者により販売される。楽天市場やAmazon、Yahooショッピングなどがその代表格である。
(3)「C to C」(Consumer to Consumer)消費者同士が取引をする。フリーマーケットやオークションなどがある。「Yahoo!オークション(ヤフオク)」「mercari(メルカリ)」などがその代表格である。

経済産業省によると、国内EC市場はBtoC、BtoB、CtoCそれぞれが拡大傾向にあり、EC市場は2019年には3.5兆ドルまで拡大すると予想されている。