EEEとは
Energy Efficient Ethernetの略。「省電力イーサネット」のこと。2010年に電気通信関連の仕様を標準化するアメリカ電気電子学会の「IEEE 802.3az委員会」が標準化したイーサネットの省電力技術をいう。
EEEには、データのやりとりが少ない間、50%以上の電力を節電できるLPI(Low Power Idle)モードがある。負荷が低いときの消費電力を抑制でき、プロセッサーに使用する電力と、プロセッサーを冷却する電力の両方を節約できる。
また、データのやりとりがない時間に停止すれば、消費電力を削減できる。このため、企業内のクライアントパソコンのNIC(Network Interface Card)に搭載する技術としても採用されている。EEEを搭載したクライアントパソコン、小型のLANスイッチ、家庭向けブロードバンドルーターなど、EEEを搭載した製品が普及している。
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