2019年10月21日公開

IT用語辞典

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GEIT

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : がいと
英語正式表記 : Governance of Enterprise Information Technology

GEITとは

Governance of Enterprise Information Technologyの略語で、通称「ガイト」と呼ばれている。企業が価値を生み出す活動を、ITを含めて支える仕組みのことで、「ITガバナンス」を経営に拡張させた考え方といえる。

ITガバナンスは、企業などが情報システムの導入や運用をシステム部門任せにせず、組織的に管理する仕組みのことを指す。それに対し、GEITは、取締役会といった経営層のメンバーが、ITを含め、経営戦略に関する意思決定を行うことを指す。つまり、ITガバナンス以上に経営層が深く関わることになる。

GEITはアメリカで誕生した考え方だが、日本でも先に同様のものが生まれている。経済産業省が2004年から中小企業向けに推進してきた「IT経営」である。そこでは、ITは「経営戦略を実現する手段」と捉え、競争力の向上などを実現させる経営スタイルを指すとしている。

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