ギグワーク
正社員として企業に雇用されるのではなく、単発の仕事(ギグ)を請け負って働くスタイルをギグワークと呼ぶ。例えば、Uberのドライバー、フードデリバリーの配達員、クラウドソーシングのライターなどがある。インターネットやスマートフォンの普及で、アプリやオンラインのプラットフォームを通じて仕事を見つけやすくなり、近年急速に拡大している働き方である。
最大の特長は、働く時間や場所を柔軟に選べることである。週末だけ働いたり、定年退職後に自分のペースで働いたりすることもできる。リモートワークが定着し、在宅でギグワークをする人もいる。
ギグワークはプロジェクトごとの契約になるため、仕事の継続性が保証されにくい。また、景気の影響を受けやすい業種であれば、仕事の件数が減少すると収入が大きく変動することもある。正社員と違って福利厚生のサポートを受けられないケースが多いので、個人で保険や貯蓄を計画的に準備する必要がある。
デジタル技術の発展と多様な働き方の広まりで、ギグワークのように人材をプロジェクト単位で採用する動きは引き続き活発になると予測される。政府や企業も時代に即した制度の見直しや法整備を進めている。より安定的に働ける選択肢として、ギグワークの定着が期待されている。
この記事を社内で共有し、課題解決のヒントにお役立てください
お客様マイページの「連絡ボード」機能を使って、同じ会社のメンバーと簡単にこのページを共有できます。社内で情報を共有し、組織全体の課題解決や業務効率の向上にお役立てください。
社内のメンバーに共有する(企業で共有する)
- (注)連絡ボードを利用するには企業設定が必要です。