ジオタグとは
写真や動画、あるいはSNSの投稿といったさまざまなメディアに追加できる、位置情報(緯度・経度)を示すメタデータのこと。ジオタグを付けることを「ジオタギング」という。
ジオタグ付きのデータは、ジオタグをサポートしているアプリケーションやサービスにおいて、地図上の対応する個所に自動的に配置できる。写真を管理するサービスであれば、撮影場所によって写真を振り分け、地図上の興味のある場所の写真を閲覧するといったことも可能である。
便利な機能であるジオタグだが、デメリットもある。例えば、自宅でスマートフォンのカメラを使って飼っているペットを撮影したとき、ジオタグが有効になっていると、撮影した画像に自宅の位置情報が付与されてしまう。この画像をTwitterやFacebookなどのSNSにアップロードすると第三者に自宅の場所が把握されるリスクが高くなる。それを防ぐには、スマートフォンやデジタルカメラにある位置情報の機能をオフにするなどの対策をする必要がある。