2018年 8月20日公開

IT用語辞典

GPU

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : じーぴーゆー
英語正式表記 : Graphics Processing Unit

GPUとは

Graphics Processing Unitの略で、3Dグラフィックスを描画する際に必要な計算処理を行う半導体チップのこと。高速のVRAM(ビデオメモリー)と接続され、グラフィクスを描画することに特化したプロセッサが多く集まったグラフィックボードに搭載される。VRAMはグラフィックボード上のGPU専用メモリーのこと。最近ではGPGPU(General Purpose Computing on GPU)という新しい技術が登場し、画像処理などに限らず、CPUのように汎用的な処理を行うことができる。

CPU(Central Processing Unit「中央演算処理装置」)も計算処理を行う半導体チップだが、CPUはパソコンにおける頭脳部分に当たり、汎用的な複雑な処理を行う。GPUは主に画面の描画の処理など単純な処理に適している。また、CPUに比べて多くのコアを搭載しているため、同時に対応できる処理が多い。

GPUは、ディープラーニングの世界でも汎用的に利用されている。ディープラーニングでは膨大な量のデータを利用し、特徴量を抽出する必要があるが、その際に無数の行列演算を行う。行列演算を得意とするGPUを活用することで、トレーニングの期間を短縮できる。GPUの行列演算の処理速度は、CPUの10倍以上といわれている。