2025年10月20日公開

IT用語辞典

I2V

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : あいつーぶい
英語正式表記 : Image-to-Video

I2V

I2V(Image-to-Video)とは、入力された静止画像をもとに、その内容に沿った動画を生成する技術のこと。写真やイラストなどの静止画を入力として用いることができ、多くのサービスでは画像をアップロードし、テキストや簡単な操作パネルで動画の動きや雰囲気を指示する。生成された動画は、映像制作、広告、教育など幅広い分野で活用されている。

生成例としては、人物イラストからその人物が手を振ったり飛び跳ねたりする動画を生成したり、浜辺の風景写真に波の動きや雲の流れを加えたりといったものがある。

代表的なサービスに、Runway、Stable Video Diffusion、Adobe Firefly、Luma Dream Machine、Pika Labs、Veoなどがあり、サービスごとに、動きの自然さ、カメラワークの巧みさ、質感のリアルさや解像度などに特徴が見られる。

多くの最新サービスは拡散モデル(Diffusion Model)を基盤としており、一部ではGAN(敵対的生成ネットワーク)といった他の生成モデルも活用することで、より自然な動きや、リアルな質感をもつ高品質な動画の実現を目指している。

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