IDEとは
Intelligent Drive Electronicsの頭文字を取った略語。コンピューターにハードディスクや光学ドライブを接続するための規格の一つ。1986年に当時のCompaq Computerなどが開発したもので、その後、各社が独自に拡張して互換性が損なわれた。そのため、1994年にANSI(米国規格協会)が「パラレルATA(AT Attachment)」という名称で標準規格を策定した。
コントローラーをドライブ側に統合するなどして、従来の方式より本体側の構成を簡素化・低コスト化しことにより、2000年初めまで接続規格の主流となっていた。当初は、機器二つを接続できるタイプが一般的だったが、その後、二つから四つまで接続できるタイプが登場した。しかし、コンパクト化の流れに追いつかず、現在では新しい規格の「SATA」にその地位を譲っている。
ちなみにSATAは「シリアルATA」とも呼ばれる。150MB/sのSATA、300MB/sのSATA II、600MB/sのSATA IIIの3種類があり、それぞれデータの転送速度が異なる。
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