Java EEとは
Java Platform、Enterprise Editionの略。大規模サーバー構築用プラットフォームの一種。1999年にSun Microsystemsが開発したオブジェクト指向プログラミング言語Java2をベースにした、サーバー向けJava技術を指す。Java EEは、2018年2月にOracleからEclipse Foundationに移管され、「Jakarta EE」に名称が変更になった。
Java EEそのものと参照実装であるGlassFishやTCKなど、あらゆるものがEclipse Foundationに移管し、仕様はEclipse Foundationのオープンソースのコミュニティで決まるが、Java EEとEclipse Foundationが開発するJakarta EEはそれほどかけ離れたものではない。
Jakarta EEは、数百種以上のAPI(アプリケーション・プログラミングインターフェース)のPlatform Specification、プログラムを部品化した実行環境のEnterprise JavaBeans、テスト環境のBlue Prints、ウェブページにJavaプログラムを埋め込んだJava Server Pages(JSP)、プログラム同士でメッセージを非同期で交換するJava Message Service、ソフトウェアを組み立てるXML対応APIなどの多機能を統合したプラットフォームである。
Javaのプラットフォームは、標準的な機能をまとめた「Java SE(Standard Edition)」と情報家電や携帯端末向けの「Java ME(Micro Edition)」がある。JCP(Java Community Process)が、仕様の策定や改訂を実行している。
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