2018年 8月20日公開

IT用語辞典

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Java

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : じゃば

Javaとは

Sun Microsystemsが、1995年5月に発表したオブジェクト指向プログラミング言語。2010年にOracleに吸収合併されてからはOracleがJavaを提供している。大企業での大規模システムやAndroidアプリの開発などで活用されていることが多い。

Javaをインストールしないと機能しないアプリケーションやWebサイトが数多く存在している。「JavaScript」と混同されがちだが、両者はまったく別のプログラム言語である。

Javaの特長としては以下のようなものがある。
(1)処理速度が速い
起動にコンパイルが必要な「コンパイラ言語」。RubyやPHP、Pythonといった言語よりも処理速度が速い。
(2)プラットフォームに依存しない
OSに関係なく、Windows、iOS、Linuxで動作させることができる。
(3)オブジェクト指向である
プログラムの管理を細かく行えるので、複数人で同じものを開発するときなどに作業効率が上がる。

反面、オブジェクトでないデータ型がある、1つの表現でさまざまなクラスに当てはまる記述法がない、2つ以上のクラスの実装を継承できない、といった欠点もある。