マクロ言語とは
市販の表計算ソフトやワープロソフトなどのアプリケーションソフトにおいて、よく行う操作手順をあらかじめ登録し、必要なときに自動実行させる簡易プログラミング言語(スクリプト言語)のこと。文書内の複数の箇所や複数の文書に同じ操作を行わなければならない場合などに、一連の操作をマクロとして登録しておけば、マクロを呼び出すだけで記録した操作を自動的に実行してくれる。そのため、パソコン操作のテクニックとして紹介されることもある。
マクロ言語は、ソフトウェアによる独自のものもあれば、「Windows Script Host(WSH)」を利用するなどしてスクリプト言語をマクロ記述に使えるようにしている場合もある。また、マクロとスクリプト言語による拡張(スクリプティング)を用語として区別しているソフトウェアもある。
マイクロソフトの「VBA」はマクロと混同されやすいが、マクロを作成したり編集したりする専用アプリケーションのことを指すので、厳密にいうとマクロとは異なる。ちなみにVBAはVisual Basic for Applicationsの略で、マイクロソフトが開発したプログラム言語の「VB(Visual Basic)」の仕様を基本に、ExcelやWordなどのアプリケーションで使用するマクロ言語としてカスタマイズされたものである。
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