マスターデータマネジメントとは
マスターデータ管理のことで、「MDM(Master Data Management)」と略されることもある。企業内のマスターデータ(顧客情報、商品情報、製品データ、勘定科目など)を一元管理する情報システムの手法やソフトウェア製品を指す。
マスターデータマネジメントによって各種情報を連携させることで、データの不整合を排除し、品質を維持しやすくなる。そのため、余分な作業コストの低減や顧客満足度の向上も図れる。
マスターデータマネジメントを行うためのソフトウェア製品も多数開発されている。なかでもETL(Extraction, Transformation and Load)ソフトは、業務システムからマスターデータを収集・抽出・加工し、データウェアハウス(DWH)や統合マスターサーバーなどに適確に配信できるため、マスターデータマネジメントの効率性を高める大切なツールとなっている。特にデータの加工では、統一ルールに基づいた修正や重複排除などの「データクレンジング」や「名寄せ(統一コードの生成)」により実行精度が向上する。
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