2018年 8月20日公開

IT用語辞典

【アーカイブ記事】以下の内容は公開日時点のものです。
最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

マストドン

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : ますとどん
英語正式表記 : Mastodon

マストドンとは

ドイツのプログラマーであるオイゲン・ロチコ(Eugen Rochko)が開発した分散型ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、およびミニブログサービスを提供するためのフリーソフトウェアのこと。マストドンには、管理者もテーマも異なる「インスタンス」と呼ばれる仮想サーバーが多数存在し、参加したいテーマを選んでログインしたり、好きなテーマでインスタンスを立てたりすることができる。ユーザーは自分の興味のあるインスタンスにログインして情報を発信したり、好みの情報を得たりすることが可能。SNSとインターネット掲示板の要素を兼ね備えたサービスともいえる。

マストドンの特長は、構築するためのソフトウェアがオープンソースであること。そのため、知識さえあれば誰でもマストドンサーバーを立てることができる。すでに数多くのサーバーが個人や有志、企業によって立ち上げられており、サーバーごとに特色が生まれている。

インスタンスにはさまざまなジャンルがあるが、法令違反の画像や動画などにリンクを貼るなど、一部では無法地帯になっているインスタンスもある。このまま放っておくと、その名称の由来にもなっている、古代に絶滅した哺乳類である「マストドン」と同じ道を歩みかねないと、その将来を危惧する声もある。

この記事を社内で共有し、課題解決のヒントにお役立てください

お客様マイページの「連絡ボード」機能を使って、同じ会社のメンバーと簡単にこのページを共有できます。社内で情報を共有し、組織全体の課題解決や業務効率の向上にお役立てください。

社内のメンバーに共有する(企業で共有する)

  • (注)連絡ボードを利用するには企業設定が必要です。