モバイルコンピューティングとは
移動可能な環境(モバイル環境)で、携帯型のコンピューターと連動して音声、画像、文字データなどによるコミュニケーションをする形態の総称。もともとはノートパソコンなどを持ち歩いて「どこでもパソコンが使える」というイメージだったが、現在ではタブレット端末やスマートフォンなどが、主役の座を担っている。
モバイルコンピューティングの発展には、モバイル機器の進化もさることながら、モバイルインターネット環境の発展も大きくかかわっている。かつては、携帯電話会社などが提供するデータ通信回線の通信速度も遅く、公衆無線LANサービスも普及していなかった。そのためモバイル端末では大きなデータをやりとりすることは不向きとされ、メールやスケジュールを確認する程度にしか利用されていなかった。それが今では、外出先で資料作成やデータ確認をしたり、外出先で得たデータを随時オフィスに転送したりできるようになっている。
IT調査会社ガートナーの調査(2015年5月)によると、日本企業の51.1%がスマートフォンを、54.8%がタブレットを利用しており、従業員数が2000人以上の企業に限れば、59.7%がスマートフォンを、75.8%がタブレットを利用しているという。
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