マルチスレッドとは
アプリケーションのプロセス(タスク)を複数のスレッドに分けて並行処理する方式。「スレッド」はマルチタスクOSの処理作業の最小単位で、実行コアが複数あるCPUでは、「マルチスレッド」を活用したプログラミングが重要になる。マルチスレッドを用いると、アプリケーション内で必要に応じて複数の処理を並行して進められるため、処理の速度と精度が飛躍的に向上する。
CPUやCPUコアが複数あるコンピューターではマルチスレッド処理ができる。単一のCPUでも、利用時間を細かく分割して順番に割り当てることによってマルチスレッド処理が実現可能。このようなスレッドについて、プログラム内のコードによって管理するものを「ユーザースレッド」、OSカーネルが管理するものを「カーネルスレッド」という。
UNIX系OSやWindowsなどのほとんどのOSは、マルチスレッドに対応している。