2018年 8月20日公開

IT用語辞典

【アーカイブ記事】以下の内容は公開日時点のものです。
最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

NAS

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : なす
英語正式表記 : Network Attached Storage

NASとは

Network Attached Storageの略。ネットワーク(LAN)上に接続することができるHDD(ハードディスク)のことを指す。「ナス」と呼ばれることもある。

一般的にハードディスクはパソコンに内蔵されているタイプや、USBで接続するタイプが多く、パソコンと1対1で直接接続して使用する。それに対してNASはネットワーク(LAN)上に接続するため、1対多で複数のパソコンから同時に接続することができ、パソコンの電源のオン/オフにかかわらず、いつでもファイル共有を行うことができるのが特長。その反面、LANへの接続、アクセス権限を使うためのユーザーやグループの設定といった初期設定に時間がかかるというデメリットもある。

NASは内部にCPUやOSなどを搭載し、パソコンに近い構造をしているため、保存したデータを管理・活用するためのさまざまな機能が搭載されている機種も多い。NASには大きく分けて家庭用と法人用があり、家庭用のNASは、ストレージ機能に加えて動画や写真を管理する機能やiTunesなどのアプリケーションとリンクした音楽サーバー機能など、多彩な機能を持っている。一方、法人向けのNASは安全にファイルを保管・共有することに主眼が置かれているため、ハードディスクの容量が大きく、高速アクセスやセキュリティ機能を特長としている製品が多い。

この記事を社内で共有し、課題解決のヒントにお役立てください

お客様マイページの「連絡ボード」機能を使って、同じ会社のメンバーと簡単にこのページを共有できます。社内で情報を共有し、組織全体の課題解決や業務効率の向上にお役立てください。

社内のメンバーに共有する(企業で共有する)

  • (注)連絡ボードを利用するには企業設定が必要です。