2018年11月 5日公開

IT用語辞典

【アーカイブ記事】以下の内容は公開日時点のものです。
最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

オブジェクト指向分析/設計

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : おぶじぇくとしこうぶんせき/せっけい

オブジェクト指向分析/設計とは

相互に作用するオブジェクトの集まりとしてモデル化(オブジェクト指向モデリング)された、オブジェクト指向に基づくソフトウェアの開発手法。過去30年ほどの間に提唱されたさまざまな概念や技術が発展・融合し、「オブジェクト指向」と呼ばれるようになったといわれている。オブジェクトとは「モノ」を意味する。

オブジェクト指向には、次の三つの意味が含まれている。
(1)オブジェクト指向分析(OOA)
(2)オブジェクト指向設計(OOD)
(3)オブジェクト指向プログラミング(OOP)

このうち、オブジェクト指向分析とは「どのようなシステムを作らなければならないかをオブジェクトという要素を使って解明すること」であり、オブジェクト指向設計とは「分析によって得られたシステムの実現方法をオブジェクトという単位を使って明確にすること」である。また、オブジェクト指向プログラミングとは、「明確にされたオブジェクトの組み合わせとしてプログラムを記述する手法」である。

一般的に、オブジェクト指向プログラミングは大規模なシステムを作る際に向いているとされているが、プログラム設計に時間がかかりやすい、プログラムの処理時間が長くなるといった欠点も指摘されている。

この記事を社内で共有し、課題解決のヒントにお役立てください

お客様マイページの「連絡ボード」機能を使って、同じ会社のメンバーと簡単にこのページを共有できます。社内で情報を共有し、組織全体の課題解決や業務効率の向上にお役立てください。

社内のメンバーに共有する(企業で共有する)

  • (注)連絡ボードを利用するには企業設定が必要です。