オブジェクト指向分析/設計とは
相互に作用するオブジェクトの集まりとしてモデル化(オブジェクト指向モデリング)された、オブジェクト指向に基づくソフトウェアの開発手法。過去30年ほどの間に提唱されたさまざまな概念や技術が発展・融合し、「オブジェクト指向」と呼ばれるようになったといわれている。オブジェクトとは「モノ」を意味する。
オブジェクト指向には、次の三つの意味が含まれている。
(1)オブジェクト指向分析(OOA)
(2)オブジェクト指向設計(OOD)
(3)オブジェクト指向プログラミング(OOP)
このうち、オブジェクト指向分析とは「どのようなシステムを作らなければならないかをオブジェクトという要素を使って解明すること」であり、オブジェクト指向設計とは「分析によって得られたシステムの実現方法をオブジェクトという単位を使って明確にすること」である。また、オブジェクト指向プログラミングとは、「明確にされたオブジェクトの組み合わせとしてプログラムを記述する手法」である。
一般的に、オブジェクト指向プログラミングは大規模なシステムを作る際に向いているとされているが、プログラム設計に時間がかかりやすい、プログラムの処理時間が長くなるといった欠点も指摘されている。
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