パーソナライゼーション
顧客ニーズに適切に対応するため、個人に合わせたサービスやコンテンツなどを提供することを指す。例えば、テレビCMや雑誌広告などのように、不特定多数に向けてメッセージを配信するのではなく、個人ごとにメッセージを変えて配信する。自分の好きな作家の本を紹介してくれたり、購入した商品の関連情報を提供してくれたりするAmazonの「あなたへのおすすめ」が代表例。これは購入履歴や検索履歴などから個人の嗜好(しこう)を解析し、個人の特性に合わせた専用の商品情報を告知している。
マーケティングにおけるパーソナライゼーションには、次のようなメリットがある。
(1)顧客との結び付きが強まる
(2)潜在ニーズの掘り起こしを行える
(3)客単価が向上する
(4)リピーターが増加する
(5)顧客データが蓄積される
一方、消費者にとっては、自分と親和性の高い商品や情報が提供されるので、利便性が高くなるという利点がある。ただし、過度なパーソナライゼーションに対しては、「個人情報が抽出されすぎていて不愉快」という声もある。
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