2019年 3月 4日公開

IT用語辞典

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レプリケーション

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : れぷりけーしょん
英語正式表記 : Replication

レプリケーションとは

「複製(レプリカ)を作ること」の意味。同じネットワーク内、もしくは遠隔地にサーバーを設置し、リアルタイムにデータをコピーする技術のこと。マスターのデータベースと全く同じ内容のデータベースを作成できるため、負荷分散やホットスタンバイに有効な手段として普及している。

万が一、障害が起こっても、システムを停止させることなく継続できるのがレプリケーションの利点である。予備系を遠隔地に置くことで、広域災害時の対策としても有効といわれている。その反面、本番系と予備系にほぼ同じシステムが必要になるため、初期投資がかかるという欠点もある。また、ウイルスなどに感染してデータが破壊されると、その破壊されたデータもそのままレプリケートされてしまうというリスクもある。

かつてはデータベースにレプリケーション機能が搭載されていたが、最近では専用ツールが提供されるようになっている。バックアップと混同されがちだが、バックアップでは長期にわたってデータのコピーを保持し続けるのに対し、レプリケーションではデータが頻繁に更新される。

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