RSSとは
Really Simple Syndication (RSS 0.9、RSS 1.0) 、Rich Site Summary (RSS 0.91) 、Really Simple Syndication (RSS 2.0) の頭文字を取った略語の総称。
Webサイトのニュースやブログなどの更新情報の日付やタイトル、内容の要約などを配信するための技術を指す。米国ネットスケープコミュニケーションズが1999年3月、自社のポータルサイト「My Netscape」において、「チャンネル」の詳細を記すために策定したものだったが、ブログがRSSを採用したことによって急速に広まった。
RSSフィードは、「XML」という言語をベースにしたフォーマットで記述されている。これを読み込んで表示させるためには、「RSSリーダー」と呼ばれるツールが必要になる。RSSリーダーには、パソコンにプログラムをインストールして使用するもののほか、Webサイト上にアカウントを作成してブラウザーやスマートフォンアプリから更新情報をチェックできるものなどがあり、形式は多岐にわたる。RSSのメリットとして、Webサイト運営者は情報発信がしやすいこと、Webサイトの利用者にとっては更新状況をすばやく入手できることが挙げられる。
RSSはバージョンアップの過程で複数の系統に分裂し、現在も複数のバージョンが併存している。近年では、「Atom」というXMLベースの新しい技術規格が開発・公開され、話題を呼んだ。
この記事を社内で共有し、課題解決のヒントにお役立てください
お客様マイページの「連絡ボード」機能を使って、同じ会社のメンバーと簡単にこのページを共有できます。社内で情報を共有し、組織全体の課題解決や業務効率の向上にお役立てください。
社内のメンバーに共有する(企業で共有する)
- (注)連絡ボードを利用するには企業設定が必要です。