S&OPとは
Sales and Operations Planningの略。経営者と開発、生産、物流、販売、在庫、調達などの業務部門が情報を共有しつつ意思決定を速め、サプライチェーン全体を最適化する経営手法をいう。経営者が販売実績(セールス)の情報をもとにした事業計画を立て(プランニング)、それを業務部門が実行する(オペレーションズ)仕組みのこと。
SCM(サプライチェーン管理)システムが保持する製品や仕掛品、部品の在庫など、数量に関する情報に、販売管理システムや財務会計システムなどが持つ情報を連携させて経営者に提供し、経営判断を仰ぐので、経営者の意思決定のスピードと精度が高まる。
また、BI(ビジネスインテリジェンス)やDWH(データウェアハウス)を活用すると、各種データの変動を経営者が的確に把握できるメリットを生かすことができる。