SCiBとは
東芝が開発した新型の二次電池(バッテリー)。2007年12月に発表された。
産業用のリチウムイオン電池であり、負極にチタン酸リチウムを採用することにより、従来のリチウムイオン電池と比較して「安全性」「長寿命」「低温性能」「急速充電」「高入出力」「大実効容量」などの特長がある。短時間での充電が可能なため、給油するような感覚で自動車やバスの急速充電ができるのが最大のポイント。また、急速充電を繰り返しても劣化が少なく、安心して使用できるのも利点といわれている。また、超長寿命のため廃棄物となりにくく、環境に配慮されていることも時代のニーズに合っている。
自動車やバス、鉄道などの乗り物、エレベーターなどの産業機器、発電所などのインフラ設備に活用されており、ほかにも本田技研工業の業務用電動バイク「EV-neo」のバッテリーや新幹線N700Sの確認試験車の補助電源用バッテリーに採用されるなど、活躍の場が広がっている。
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