スクレイピング
「こすること、削ること」を意味する英語「scraping」がその語源。そこから転じて、「インターネット上のデータから余分な情報を削り、抽出し、解析・加工処理を施し、新たな情報を生成すること」の意味で使われる。「データスクレイピング」とも呼ばれる。
「クローリング(crawling)」と混同されがちだが、クローリングはソフトウェアが自動的にインターネット上を巡回し、さまざまなWebサイトから情報を収集・保存するのに対し、スクレイピングは収集したデータから必要な情報を抽出して加工する工程が加わる。
スクレイピングは無料もしくは有料のツールを使うことで利用できる。データを収集して分析した後、汎用(はんよう)的なデータ形式に整形・変換して保存する。それを、例えば自社の販売計画に役立てたり、新規事業を推進する根拠としたりするなどして活用できる。ただし、Webサイトの利用規約に違反したり、著作権法や不正アクセス禁止法、業務妨害罪に抵触したりする可能性もあるため、慎重に運用することが大切である。
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