2019年 9月17日公開

IT用語辞典

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SFA

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : えすえふえー
英語正式表記 : Sales Force Automation

SFAとは

Sales Force Automationの略。企業で利用される情報システムやソフトウェアの一種で、売上高と利益を増やすことを目的に営業活動を支援して効率化するシステム。「営業支援システム」とも呼ばれる。

営業という業務は、個人の資質によるところが大きく、属人性が高いといわれてきた。そうした「経験」や「勘」に頼った営業から脱却し、組織として効率よく、科学的に業務を進められるように設計されている。過去の商談の履歴をはじめ、進行中の案件の進捗(しんちょく)状況、営業活動を通じて入手した重要な情報などを記録・管理できる。

SFAのメリットとしては、次のものが挙げられる。
(1)顧客情報を蓄積できる
(2)目標が可視化される
(3)顧客ニーズを的確かつ素早くつかめる
(4)営業同士のノウハウが共有できる

しかし、SFAは万能ではなく、「どのように使うか」「どのように運用するか」といったことが抜け落ちると、導入効果が表れないことも多い。そのため、導入前に運用方法について十分に検討する必要がある。