2021年 1月18日公開

IT用語辞典

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スマートウォッチ

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : すまーとうぉっち

スマートウォッチ

体や衣服などに装着した状態で利用するウェアラブル端末の中で、腕時計やリストバンドなどのように、手首に巻いて使うタイプのもののこと。スマートウォッチは、BluetoothやWi-Fiの機能によりスマートフォンやタブレット端末に接続できるほか、メールや電話などの通知機能、音楽の再生機能、GPS機能なども内蔵されている。また、「FeliCa(フェリカ)」などが内蔵されている機種では、スマートウォッチをかざしてレジで支払いをしたり、駅の改札を通過したりすることも可能。

スマートウォッチは健康管理ツールとしての活用が注目されている。機種によって多少の違いはあるが、歩数や心拍数、血圧など毎日の健康データを記録し、スマートフォンやパソコンなどと連携させて健康状態を把握できるという利便性が、健康志向の現代人のニーズと合っているといえる。

機種としてはAppleの「Apple Watch」、Fitbitの「Fitbit」が有名だが、サムスン電子ジャパンの「Galaxy Watch」、ソニーの「wena」など、さまざまなタイプのスマートウォッチが発売されている。IDC Japanによると、2019年のスマートウォッチを中心としたウェアラブル端末の出荷台数は3億3,650万台(前年比89.0%増)に上り、腕時計型は9,243万台、リストバンド型は6,935万台、耳装着型は1億7,047万台となっている。