SMTPとは
Simple Mail Transfer Protocolの略。インターネットなどのTCP / IPネットワークで標準的に用いられる、メールを送信するための通信プロトコルの一つ。
手紙を例にすると、ポストに投函(とうかん)され、郵便局で宛先別に振り分けられ、相手の最寄りの郵便局へ届けられる。ここまでの過程がメールにおけるSMTPの役割になる。つまり、SMTPはメールを相手のメールサーバーまで届ける仕組みといえる。
SMTPはメールを送信するための通信プロトコルであるのに対し、メールを受信するための通信プロトコルは「POP」と呼ばれる。これはPost Office Protocolの略である。ちなみに送信用サーバーは「SMTPサーバー」、受信用サーバーは「POPサーバー」と呼ばれる。