ソーシャルハラスメントとは
LINEやTwitter、FacebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上の「嫌がらせ行為」を指す。「ソーハラ」とも呼ばれる。利用者が同じ職場の人間同士で、特に上司や同僚などを加害者とするパワーハラスメントの一種と定義される。ハラスメント行為は、友人登録の強要、投稿の逐一チェックやコメント、自分の投稿へのコメントの強要などが該当する。
ソーシャルハラスメントが起こる原因として、SNS利用上のルールやマナーに対する加害者側の理解不足、コミュニケーションやプライバシーに関する世代間ギャップなどが挙げられる。ただし、ソーシャルハラスメントに該当するかどうかは、被害者が不快に思うかどうかによっても異なる。また、加害者は自分の行為を「嫌がらせ」に該当すると思っていないケースが多い。これはパワーハラスメントやセクシャルハラスメントなど、すべてのハラスメントに共通することである。
ソーシャルハラスメントを未然に防ぐためには、職場での人間関係や力関係をSNS上に持ち込むこと自体がソーシャルハラスメントであるという認識を持つことが大切だ。職場でのソーシャルメディアの重要性が高まる中で、プライベートと混同しないことが最低限のルールとして求められる。
この記事を社内で共有し、課題解決のヒントにお役立てください
お客様マイページの「連絡ボード」機能を使って、同じ会社のメンバーと簡単にこのページを共有できます。社内で情報を共有し、組織全体の課題解決や業務効率の向上にお役立てください。
社内のメンバーに共有する(企業で共有する)
- (注)連絡ボードを利用するには企業設定が必要です。