ソーシャル検索とは
検索の際、ユーザーの友人や知り合いが公開している関連性の高い情報があるとき、誰が提供している情報なのかをユーザーに分かるように検索結果に表示する機能のこと。意思決定前に家族や友人からのアドバイスを求める「友人効果」を検索でも実践するものとして注目されている。
ソーシャル検索は、グーグルが実験的な機能として2009年に初めて提供した。その後、2011年にはマイクロソフトとFacebookが提携し、2014年にはロシア最大手の検索エンジンのYandexがFacebookと提携するなど、ソーシャル検索を強化する動きが広がっている。
ソーシャル検索の注釈が含まれる割合は、自分がフォロー・購読しているユーザー数や、ユーザーがどれだけ情報を共有しているか、またユーザーがどれだけ信頼できるかなどに依存する。そのため、ソーシャル検索は、決して万能ではないという指摘もある。