SOHOとは
Small Office Home Officeの略。正式な定義はないが、財団法人日本SOHO協会によると「ITもしくはICT(information and communication technology「情報通信技術」)を活用して事業活動を行っている従業員10名以下程度の規模の事業者」と定義されている。また、そのような働き方や、そのような事業者向けの小さな格安の賃貸オフィス物件のことを指す場合もある。近年では、都市部だけでなく都市郊外にもコピーやFAXなどのOA機器を共用する賃貸型小規模SOHO施設が登場している。
SOHOが広がってきた背景には、IT技術の発達によって個人でもパソコンなどの高性能な設備をそろえられるようになったことや、インターネットによって場所や時間にとらわれない働き方が可能になってきたことなどがある。データ入力などパソコンを使って行う業務のアウトソーシング化によって発展し、最近ではデザイナー、ライター、プログラマー、翻訳業務などのクリエイティブな業務を行う例が増加。クラウドソーシングの拡大とともにますます広がりつつある。
SOHOのメリットは、自宅で仕事ができるため初期投資や維持費も少なくすむことにある。その反面、収入が不安定になりがちで、営業、経理など、作業以外の仕事が発生するといったデメリットもある。
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