SQLとは
RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)のソフトウェアを操作・制御する国際標準のデータベース言語のこと。1970年代にIBMが開発した世界初のRDBMSの「System R」を稼働するRDB操作用言語「SEQUEL(Structured English Query Language)」(シーケルもしくはシークェル)が元になっている。
SQLが命令文をRDBに送り、クエリ(問い合わせ)を行うと、データベースと対話するように命令文をやりとりするシンプルな仕組みだ。SQLの命令は大きく以下の3種類に分けられる。
(1)DML(Data Manipulation Language)
データを操作する。データの追加、削除、更新。
(2)DDL(Data Definition Language)
データを定義する。データベースオブジェクトを作成、削除。
(3)DCL(Data Control Language)
データを制御する。トランザクション制御やアクセス権限の制御。
SQLによってデータを操作できるRDBMSは、OracleのOracle Database、マイクロソフトのMicrosoft SQL ServerやAccess、オープンソースのMySQLやPostgreSQLなどがある。SQLの標準規格は数年ごとに改訂されている。
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