2018年 8月27日公開

IT用語辞典

【アーカイブ記事】以下の内容は公開日時点のものです。
最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

システム運用管理

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : しすてむうんようかんり

システム運用管理とは

システムが効率良くスムーズに稼働するように永続的に行う保守管理のこと。「ネットワーク管理」「システム管理」「業務運用管理」がある。

ネットワーク管理とシステム管理は、ハードやソフトの障害を検出して遠隔操作で復旧する「障害対策」、ハードの配置やディスクの空き容量を管理する「構成管理」、トラフィックやプロセサの使用率を管理する「性能管理」、パスワードやアクセス権を制御する「セキュリティ管理」を行う。

一方、業務運用管理は、スケジュールに基づくジョブの自動実行、バックアップ、帳票出力などを行う。また、これらの基本的な機能のほか、クライアントへのソフトの配布や、各パソコンの資源管理なども重要な機能になる。

ITサービスマネジメントの運用管理を体系化したガイドラインであるITIL(ITインフラストラクチャ・ライブラリ)には、問題管理(システム障害防止や復旧手順)、構成管理、変更管理、サービスレベル管理、キャパシティ管理、可用性管理などの成功事例がまとめられている。

この記事を社内で共有し、課題解決のヒントにお役立てください

お客様マイページの「連絡ボード」機能を使って、同じ会社のメンバーと簡単にこのページを共有できます。社内で情報を共有し、組織全体の課題解決や業務効率の向上にお役立てください。

社内のメンバーに共有する(企業で共有する)

  • (注)連絡ボードを利用するには企業設定が必要です。