2023年 1月16日公開

IT用語辞典

UGC

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : ゆーじーしー
英語正式表記 : User Generated Contents

UGC

UGCとは、「User Generated Contents」の頭文字を取った略語で、日本語では「ユーザー生成コンテンツ」と訳される。企業側ではなく、一般ユーザー側が制作したコンテンツのこと。具体的には、SNSに投稿される記事、動画共有サイトに投稿される映像、ECサイトに書き込まれる評価などが挙げられる。

商品購入やサービスを利用する際、口コミやレビューなどを参考にすることが一般的になり、逆に企業側から発信される情報に対して慎重に評価しようとする消費者も増えている。そのようなときにUGCが活用されることが多い。特に新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オンラインショッピングの頻度が増えたことで、この傾向が強まっている。ただし、企業側がUGCをマーケティングなどに使用するときには、利用許諾を得ておく必要がある。

UGCのメリットとしては、主に次のものが挙げられる。
(1)消費者からの信頼を得られやすい
利害関係のない第三者の情報のため、消費者の信頼を得やすい。
(2)拡散性が高い
ハッシュタグなどを利用することで、より広範な消費者に情報を届けやすい。
(3)費用対効果が高い
広告と異なり、コンテンツの制作や拡散のための費用を抑えられる。