2023年 9月 4日公開

IT用語辞典

バーチャルイベント

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : ばーちゃるいべんと

バーチャルイベントとは

オンラインで開催されるライブやセミナーを「バーチャルイベント」と呼ぶ。これまで実際に会場へ足を運んでいたが、世界的に流行した感染症の影響で外出規制や自粛の傾向にある中で、オンラインで行われるイベントが急速に増えた。ライブやフェスなど趣味を楽しむイベントだけでなく、展示会や就職・転職フェア、オープンキャンパス、株主総会などオンライン環境で実施するイベントはさまざまである。

IoTやVR技術の普及に伴い、アバターの使用やCGによる演出などリアリティのある仮想空間が実現されている。バーチャルイベントの参加者はチャットでコミュニケーションや名刺交換できる。遠方で参加をためらっていたユーザーが気軽に参加でき、効率よくブースを回れることもバーチャルイベント参加者のメリットである。

バーチャルイベントはリアルなイベントより臨場感に欠けるものの、開催側のメリットも大きい。時間や場所の制約が少ないため開催者はイベントを立てやすい。実際の会場を借りるよりもコストを抑えることができ、参加者の行動データを収集しやすいという利点もある。