2019年 5月20日公開

IT用語辞典

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仮想専用サーバー

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : かそうせんようさーばー

仮想専用サーバーとは

サーバーを仮想化し、そのうえで複数の専用サーバーを提供するホスティングサービス(レンタルサーバー)の一種。英語表記の「Virtual Private Server」の頭文字を取って「VPS」とも呼ばれる。

ホスティングサービスは、次の3種類に大別される。
(1)共用サーバー:1台の物理サーバーを分割し、その一部をレンタルする
(2)専用サーバー:1台の物理サーバーを丸ごとレンタルする
(3)仮想専用サーバー:実際は共用サーバーだが、仮想的に専用サーバーの性能を持たせたサーバー

仮想専用サーバーは、低コストで専用サーバー並みの性能を持つだけではなく、自由度と拡張性も専用サーバーに劣らない。反面、ハードウェアやOSレベルでのカスタマイズができないというデメリットがある。オンラインゲームのサーバーやアプリサーバーなどを運営する場合には、独自のアプリやプログラムを利用できる仮想専用サーバーが向いているといわれている。