2019年 2月18日公開

IT用語辞典

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VoIP

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : ぶいおーあいぴー
英語正式表記 : Voice over Internet Protocol

VoIPとは

Voice over Internet Protocolの頭文字を取った略語。インターネット網やIP-VPN網といったIPネットワーク上で音声伝送を行う技術の総称。

パソコンや携帯情報端末が送出する音声信号をデジタル変換し、パケットの形にしてIPネットワーク上に音声データを伝送し、相手から受信した音声データをスピーカーやイヤホンで再び元の音声信号へと復号する。ネットワークを経由して音声データを送受信する技術としては、ほかにもATM(Asynchronous Transfer Mode)を使う「VoATM」、フレームリレー(FR:Frame Relay)を使う「VoFR」、xDSL(Digital Subscriber Line)を利用する「VoDSL」などがある。

パケットと音声データを分割し、IPネットワーク上で送受信するので、通話料金が抑えられる。そのため、社内LANを使用した内線電話や、インターネット電話などに応用されることが多かった。しかし、大手キャリアによる定額で通話し放題の料金プランや無料通話アプリなどが登場してから、そのメリットは薄くなっている。

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