2019年 4月 1日公開

IT用語辞典

【アーカイブ記事】以下の内容は公開日時点のものです。
最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

Webアプリケーション制御

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : うぇぶあぷりけーしょんせいぎょ

Webアプリケーション制御とは

ネットワーク管理者が、設定したポリシーに基づき、Webアプリケーションの使用の可否を決めること。セキュリティリスクの低減を図ると共に、業務と関連性のない非生産的なアプリケーションや不適切なアプリケーションを排除することで、業務の効率化を図ることを目的としている。「アプリケーションコントロール」とも呼ばれ、主にUTM(統合脅威管理)などに実装されている。

従来のファイアウォールは、ポート番号を使ってアプリケーションを判別し、ユーザーが利用できるアプリケーションを制御していた。しかし、ポート番号だけではどのようなアプリケーションを使っているかを識別できない。そうした欠点を補うために開発された。

「Facebookページへのアクセスは許可するが、チャットとゲームは禁止」といった設定だけではなく、「Facebookの閲覧は許可するが、書き込みや動画のアップロードは禁止」といった細かな制御ができるようになっている。