2018年 8月20日公開

IT用語辞典

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Webアプリケーションサーバー

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : うぇぶあぷりけーしょんさーばー

Webアプリケーションサーバーとは

Webアプリケーションを構成するサーバー側のプログラムの実行環境を実現するソフトウェア。Web3層構造の中間層で、大量のリクエストを高速で処理するWebサイトにおいて、重要な役割を担っているミドルウェアのこと。

Web3層構造は以下の3階層となる。
(1)Webサーバー
フロントエンドにあり、ユーザーと直接やりとりを行うサーバーで、ユーザーがWebブラウザーからリクエストした内容を受け付けて処理する。
(2)Webアプリケーションサーバー
WebサーバーからのリクエストをJava、Ruby、PHPなどを実行して処理し、場合によってはデータベースにアクセスしてデータを要求する。
(3)データベースサーバー
主にデータの管理を行っているバックエンドで、Webサイトに必要なユーザーデータや商品データなどを保存しており、Webアプリケーションはデータベースにアクセスし、必要なデータの抽出や加工処理を実行している。

Webアプリケーションサーバーは、WebブラウザーとWebサーバーとの接続管理、データベースへの接続制御、セキュリティ管理、ユーザー認証などの機能を利用するため、Webベースのシステムを効率的に開発・運用できる。大規模システム向けに負荷分散やフェイルオーバーなど、複数のサーバーで処理を分担する機能もある。

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