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デスクトップにメモを貼り付けられる「付箋」
仕事などでメモを取るときに、のりつきの付箋紙を利用し、壁やディスプレイの枠などに貼り付けている人は多いだろう。しかし紙の付箋紙の場合、何かの拍子にはがれて紛失してしまうことがあるし、あまりたくさん貼り付けていると机の上がゴチャゴチャした印象になってしまう。
そんなときはデスクトップ上に、好きなメモを手軽に貼り付けておける「付箋」ソフトを使うと便利だ。「付箋」はWindows 7から加わった新しいWindowsのアクセサリで、デスクトップにメモを貼り付け、自由に貼ったりはがしたりすることがができる。右クリックメニューからメモの色を変えられるほか、ショートカットキーを使うことで文字サイズを変更したり、文字を太字にすることも可能だ。
Windows 7ではスタートメニューから「アクセサリ」→「付箋」でデスクトップに付箋紙を貼り付けることが可能。付箋紙には自由に文字を入力できる。
付箋上で右クリックすることで、付箋紙の色を変えることが可能。また「+」ボタンで付箋紙を追加、「×」ボタンで付箋紙を削除できる。
テキストを選択した状態で『Ctrl+Shift+>』でフォントを大きく、『Ctrl+Shift+<』でフォントを小さくすることが可能。また『Ctrl+B』で太字、『Ctrl+U』で下線をつける機能もある。
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デスクトップに表示するアイコンを変更する
Windows 7の場合、インストールした初期状態では、デスクトップが非常にシンプルな構成となっている。デスクトップに置いてあるアイコンは「ごみ箱」だけだ。デスクトップに置いておくアイコンは、あまり多すぎるとゴチャゴチャして見づらくなるので、必要最小限にとどめておくのがいい。ただしデスクトップに置いておいたほうが便利なものもある。
例えば、ディスクドライブを開くときなどに使う「コンピューター」や、マイドキュメントなどのフォルダを収めた「ユーザーのファイル」などはちょくちょくアクセスするので、デスクトップに配置しておいたほうが便利だ。これらのアイコンをデスクトップに配置するときは、デスクトップ上で右クリックして「個人設定」を選び、「デスクトップアイコンの変更」を選べば設定できる。
デスクトップ上に「コンピューター」などのアイコンを追加したいときは、デスクトップの何もないところで右クリックして「個人設定」を選択。
「個人設定」ウィンドウが開いたら、左側のメニューから「デスクトップアイコンの変更」をクリック。ここで表示したいアイコンにチェックを入れてOKを押す。「コンピューター」や「ユーザーのファイル」「ネットワーク」は表示しておいたほうが便利。「コントロールパネル」はWindowsの設定を変更することが多いなら表示しておいてもいい。
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デスクトップ上の項目の大きさを変更する
最近では画面サイズが大きく、解像度の高いディスプレイが安価に利用できるようになってきた。しかし解像度が高いと、その分デスクトップのアイコンや文字が小さく見えてしまう。また目の悪い人は「もっと大きく表示してほしい」と思うこともあるだろう。逆に「アイコンをもっとたくさんデスクトップに置きたい」という人は、アイコンをもっと小さく表示してもいいかもしれない。そんなときはデスクトップに表示される項目のサイズを変更するといい。この場合はいくつかのやり方がある。
まずデスクトップ上のアイコンのサイズを変更したい場合は、デスクトップ上で右クリックして、メニューから「表示」を選ぶと「大アイコン」「中アイコン」「小アイコン」で切り替えられる。またデスクトップ上の何もない部分で左クリックした後、Ctrlキーを押しながらマウスホイールを回すことでもアイコンの大きさを調節できる。
ただ、この方法だとアイコン名の文字などは元のサイズのままなのでアンバランスに感じる人もいるだろう。そんなときは「ディスプレイ」の設定で、「カスタムテキストサイズの設定(DPI)」を行い、「125%」などの拡大率を指定すると、アイコンと文字が両方とも拡大して表示される。
デスクトップ上の何もない場所で右クリックして「表示」を選択すると、アイコンの大きさを大・中・小で切り替えられる。
大アイコンにするとこのようにアイコンがかなり大きく表示される。またデスクトップの何もない部分でクリックした後、Ctrlキーを押しながらマウスのホイールを回すと、より細かくアイコンの大きさを調整することが可能。
アイコンだけでなくデスクトップ上の文字なども合わせて大きく表示したい場合は、デスクトップの何もないところで右クリックして「個人設定」を選び、「ディスプレイ」を選択。
このような画面が開くので「カスタムテキストサイズの設定(DPI)」を選択する。
プルダウンメニュー、あるいは定規のように表示されているルーラー部分を動かすことで、どのくらいデスクトップ項目を拡大するか指定する。
いったんWindowsからログオフして、もう一度ログインし直すと、設定に従って画面の項目の大きさが変化する。アイコンの大きさ変更と違って、アイコンの下のテキストや時計なども大きく表示されるようになる。
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拡大鏡で画面の一部を拡大表示
また一時的に画面を大きくしたいようであれば、「拡大鏡」を使うといい。「Windows」キーと「+」キーを同時に押すと、一時的に画面の一部が拡大表示される。細かい作業を行うときなどに利用するといいだろう。
拡大鏡には、画面の一部を画面全体にまで拡大する「全画面表示」、カーソルの当たっている部分を拡大表示する「レンズ」、拡大表示領域を一定の位置に表示し続ける「固定」の三つのモードがある。
「Windows」キーと「+」キーを押すと「拡大鏡」が起動する。拡大鏡では画面の一部を拡大表示することが可能。「全画面表示」モード時は画面の一部が、画面全体に拡大表示される。「表示」のプルダウンメニューで表示モードを切り替えることが可能。
「レンズ」モードでは、カーソルの当たっている部分だけ拡大表示する枠がデスクトップ上に表示される。この枠はカーソルが移動するとそれに合わせて移動する。
「固定」モードの場合は、デスクトップ上に拡大表示を行うための固定されたウィンドウが表示される。
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壁紙を変更する
デスクトップに表示されている画像のことを「デスクトップの背景」あるいは「壁紙」という。この画像を変更するだけで、デスクトップの雰囲気はガラリと変わる。また壁紙画像は複数枚指定しておき、一定時間ごとに表示する画像を切り替えることも可能だ。なお動作を少しでも軽快にしたいという人や、背景に画像があるとウィンドウ枠に映り込んで気が散るといった人は、壁紙を「単色」にするのも手だ。背景画像が単色だといくぶんメモリの使用量が減る。
デスクトップ上の何もないところで右クリックし、「個人設定」→「デスクトップの背景」を選択すると、デスクトップの背景(壁紙)が変更できる。
Windows 7では複数の壁紙にチェックを入れておくと、スライドショーのように一定時間ごとに表示する画像を切り替えられる。「画像を変更する間隔」で切り替え時間を設定可能だ。
少しでもWindowsの動作を軽くしたい場合は、「画像の場所」を「単色」に設定するといい。画像ではなくデスクトップが指定した色で塗りつぶされることになるが、その分、メモリは食わないので体感速度が向上する。
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デスクトップテーマを変更して雰囲気を変える
Windowsの「デスクトップテーマ」とは、デスクトップの背景画像、ウィンドウの色、サウンド、およびスクリーンセーバーの設定をまとめたもののことだ。設定をまとめておくことで、統一した雰囲気作りをすることができる。デスクトップテーマはWindows 7の標準状態でも「オンラインで追加のテーマを取得」を選択すると、さまざまな種類のデスクトップテーマを入手できる。デスクトップテーマには壁紙画像も複数枚含まれているし、手軽にデスクトップの雰囲気を変えたいという人には便利な機能だ。
デスクトップ上の何もないところで右クリックし、「個人設定」を選ぶ。ここでデスクトップテーマを選択可能。「オンラインで追加のテーマを取得」をクリックすれば、マイクロソフトのギャラリーから新たなデスクトップテーマを入手できる。
ギャラリーではさまざまなテーマが用意されている。「ダウンロード」で保存した後、そのファイルを開けば、デスクトップテーマがインストールされてそのPCで利用できるようになる。
デスクトップテーマをダウンロードした「南極の野生生物」に変えてみた。簡単な操作でデスクトップの雰囲気をガラッと変身させられるので便利。
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時計表示を変更する
Windows 7のタスクバーの隅には、日付と時刻が表示されており、時間の確認に使っている人は多いはず。ただこの時計、標準状態だと日付は確認できても曜日は確認できない。コントロールパネルの「時計、言語、および地域」で「日付、時刻または数値の形式の変更」を選択し、設定を行うことで、タスクバーの時計に曜日を表示することができるようになる。
Windowsのタスクバーの時計。標準状態だと日付は出るが、曜日は表示されていない。
タスクバーの時計に曜日を表示させたいときは、コントロールパネルを開き「時計、言語、および地域」で「日付、時刻または数値の形式の変更」を選択する。
「日付(短い形式)」を変更する。曜日も表示させたいときは「yyyy/MM/dd'('ddd')'」に変えればいい。
設定を行うと、このように日付の後に曜日が表示される。
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