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USBメモリは紛失・盗難に注意
USBメモリは、持ち運びがしやすいし、パソコンのUSBポートに差し込むだけでドライブとして認識されるので非常に手軽だ。日々、データの持ち運びや受け渡しに活用している人も多いだろう。しかし、手軽に持ち運べるだけに、その取り扱いには注意が必要だ。うっかり置き忘れたり、落としてしまったり、盗難されてしまったりすると、大変な損害を被る可能性もあるのだ。
USBメモリからの情報漏洩を防ぐためには、まず何より「置き忘れない」「盗まれない」よう、普段から気をつけておくことが重要だ。例えば、「カバンに入れるときは必ずカバンの小ポケットに入れる」などというように、収納する場所をあらかじめ決めておけば、置き忘れがないかをチェックしやすくなる。また、USBメモリにストラップをつけておいて落下を防止するといった対策も有効だ。
このほかオフィス内でも、机の上などにUSBメモリを置きっ放しにしておくのは危険だ。大事なデータが記録されたUSBメモリは、できるだけきちんとカギのかかる保管庫に収納しておくのが望ましい。
オフィスなどで社用のUSBメモリを管理するときは、きちんとカギのかかるロッカーなどに入れておくのが望ましい。写真はUSBメモリ用収納保管庫、サンワサプライ「RAC-SLUSB40K」。USBメモリを一括で管理したい場合は、このような製品を導入するのも一つの手だ。
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これから導入するならセキュリティUSBメモリがオススメ
日ごろからUSBメモリの紛失や落下に気をつけていたとしても、人間のやることなので万全とは言えない。また、USBメモリの入ったカバンごと盗難されるといった危険性もある。
そこで、USBメモリを紛失したり、盗難されたりした場合の対策もあらかじめ想定しておこう。もし、USBメモリが悪意ある第三者の手に渡ってしまったとしても、中に記録されたデータを読み取られさえしなければ、被害は最小限に抑えられる。
最近ではUSBメモリ内のデータを暗号化して、他者に読み取られないようにする機能をあらかじめ装備した「セキュリティUSBメモリ」が各社から発売されている。これからUSBメモリを新たに導入するのであれば、このような製品を利用するのがオススメだ。
セキュリティUSBメモリは、データを自動的に暗号化する機能を備えている。暗号化されたデータを読み取る場合は、パスワードの入力などを求められる。第三者がUSBメモリを入手して情報を抜き取ろうとしても、パスワードを知らなければデータにアクセスできないので、最悪の事態は防げる。
セキュリティ機能のついていないUSBメモリを業務に利用しているのであれば、順次、セキュリティUSBメモリに置き換えていくことも検討するとよいだろう。
セキュリティUSBメモリならば、データを自動で暗号化して記録してくれるので、万一USBメモリを紛失してしまった場合でも、情報漏洩の危険性を軽減できる。写真はエレコムのセキュリティUSBメモリ「MF-PUVTM1」シリーズ。ウイルス対策機能なども装備されたセキュリティUSBメモリだ。
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暗号化でUSBメモリのデータを守る
現在利用しているUSBメモリが「セキュリティUSBメモリ」でない、通常タイプの場合でも、自分で暗号化を施すことができる。Windows 8や、Windows 7 Ultimate/Enterpriseを利用しているのであれば、USBメモリなどのメディアを暗号化できる「BitLocker to Go」を利用することが可能だ。
「BitLocker to Go」は、手軽にUSBメモリなどのメディア内のデータを暗号化する機能だ。暗号化されたデータを読み取るためには、パスワードの入力(もしくはスマートカードの挿入)が必要となる。「BitLocker to Go」の使い方は簡単で、WindowsのエクスプローラでUSBメモリのドライブアイコンを右クリックし、「BitLockerを有効にする」を選択して、メニューに従ってパスワードの設定をしていけばよい。
「BitLocker to Go」で暗号化したUSBメモリをパソコンに接続して、中身を見ようとすると、パスワードの入力が求められるようになる。なお、Windows Vista以前のOSの場合は、標準でBitLockerに対応していないものの、「BitLocker to Goリーダー」をインストールしておけば、「BitLocker to Go」で暗合化したUSBメモリを読み取れるようになる(書き込みは不可)。
Windows 8およびWindows 7 Ultimate/EnterpriseでBitLocker to Goを使う場合は、エクスプローラでUSBメモリのアイコンを右クリックし、「BitLockerを有効にする」を選択する。
パスワードを設定する。「パスワードを使用してドライブのロックを解除する」にチェックを入れて、パスワードを入力し「次へ」ボタンをクリック。あとはメニューに従って設定をすれば暗号化が行われる。
BitLocker to Goで暗号化されたUSBメモリをパソコンに装着すると、このようにパスワード入力が求められる。「ロック解除」を行わないと中のファイルを読み取ることができない。
Windows Vistaなどで暗号化されたUSBメモリを開きたいときは「BitLocker to Goリーダー」を利用する。マイクロソフト公式ダウンロードセンターからダウンロードを行うことが可能だ。
マイクロソフト公式ダウンロードセンター
「BitLocker to Goリーダー」を利用するときは、USBメモリを開き「BitLockerToGo.exe」を実行してパスワードを入力。すると「BitLocker to Go」でUSBメモリが開く。
「BitLocker to Go」は、Windows 8のほか、Windows 7 Ultimate/Enterpriseに搭載されている機能だ。Windows 7 Home Premiumなどのエディションや、Windows Vista以前のOSでも暗号化書き込みができるようにしたい場合は、「秘文AE Information Cypher」など、市販の暗号化ソフトが各種販売されているので、そのような製品の導入も検討してみてほしい。
「秘文AE Information Cypher」
「USBメモリの紛失による情報漏洩」のニュースを、ネットやテレビなどで見かけたことがある人も多いと思うが、USBメモリを利用している限り他人(たにん)事ではない。万が一に備え、あらかじめ対策を施しておこう。
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